
「心がざわつく」「イライラする」「なんだか不安でいっぱいだ」
そんな悩みを持つ方にはマインドフルという考え方が有効的です。
概念ごと日常に組み込むことで、心の平穏を脅かさない思考ができるようになります。
心に余裕があり、冷静さを保つというのは簡単なようで非常に難しいことです。
仕事でも、人間関係でも、心の余裕は人生の豊かさに直結します。
今回はマインドフルという概念の観点から解説します。
マインドフルという考え方は判断せず、受け入れる。
マインドフルネスという瞑想を聞いたことがあると思います。
仏教の瞑想の手法の一つであり、認知行動療法の分野でも非常に評価の高いもので、今この瞬間に意識を集中し、受け入れるという瞑想です。
そんなマインドフルネスでは、
今この瞬間に在るものを判断せず、手を加えず、ありのままを受け入れ、手放す
という考え方が基礎にあります。
出来事が起きた時、スキーマ(価値観やルール)を基に〇〇だなぁという自動思考が生まれ、その後感情や身体反応が起き、行動へと移ります。
そこで、マインドフルとは、
判断を下さないという価値観です。
あるがままを受け入れ、手放すことで心の平穏を維持します。
僕は、マインドフルネスはもちろん、日常的にこのマインドフルの考え方を取り入れています。
自分の力が及ばない認知と行動以外の部分に関して判断をしないということ。
評価もしません。ただあるがままを受け入れることで精神は揺れ動くこと無くどっしりと構え続けることができます。
他人の言動に、いちいち反応してしまい疲弊している人は、このマインドフルという考え方を日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
まーくん。