
「うつで苦しんでいる」「長年鬱で苦しんでるが出口が見えない」「何をやっても楽しいと思えない」
こんな悩みを抱えている人にぜひ学んでいただきたいのが【認知行動療法(CBT)】です。
認知行動療法はうつ病や不安障害、パニック障害、強迫性障害など幅広い精神的問題への効果が認められている心理療法の一種です。
考え方(認知)が感情や行動に影響を与えるという原則に沿って構築されており、名前こそ堅苦しいものの内容は非常にとっつきやすく、日常から取り組める非常に優秀な治療法です。
ここで、鬱を10年経験し、乗り越えることが出来た僕と認知行動療法(CBT)との関係について少しお話させてください。
言葉すら知らなかったが、自分でゼロから構築していたのが認知行動療法だった
僕は鬱の間、一切の本が読めませんでした。
ともかく文字は認識できても集中力が保たなかったり、内容が入ってこないなどの鬱の症状により本で情報を入手するというのが不可能でした。
少し大げさな言い方になりますが、
僕は10年間の鬱で【ゼロから認知行動療法という概念を構築していた】ということになります。
まぁかなり大げさな言い方なのは承知していますが、鬱10年で積み上げてきたものがあまりにも認知行動療法の原理原則に沿っていて、最初気付いた時は本当にびっくりしました。
そんなわけで、我流で築き上げてきたものはそのままにちゃんと学問としての認知行動療法(及びスキーマ療法)を学んでみようと決心したのです。
実際に僕のライブ配信では認知行動療法の内容と被る内容も見られると思います。
あまりこだわってはいませんが、自分が自力で築き上げてきたものがちゃんと証明されているものに近いということは、「間違ってなかったんだな」という安心感と「学べていたらもっと早く回復できていたかもしれない」という複雑な気持ちがあるのもまた認めざるを得ません。
認知行動療法を学びながら、自分の理論に応用していく。
今後、方針としては、認知行動療法をしっかりと学びつつ、自分できずいてきた理論も大事にしていく。
教科書で学んだことと、リアルの経験から学んだことにはそれぞれの良さがあります。
今の僕には教科書的な学びが足りていないのでそこを補填していきたいと考えています。
認知行動療法を学ぶことで、より一層自論をブラッシュアップしていきたいと思います。